「デジタル」人材と「アナログ」人材

上記、「タグの掛け合わせ」という発想は面白いと思います。LinkedIn日本法人社長がいう強い人材の背景としての「ABC人材」はAIとBigdataとCloudですが、いずれもデジタル技術視点からのタグづけですよね。

https://president.jp/articles/-/44558

例えば「AI」を「AIで置換困難」という対概念とセットに、「Bigdata」は「bigdataの解析だけでなくてそれをどうやって引っ張ってくるかというアナログ方法論の構築」という拡張した視点で、「Cloud」なら、「cloudに蓄積して掛け合わせる『素材』を発見できる目利き」という風に周辺に展開して考えれば、単純な「デジタル技術に長けた子だけが生き残る」という拙速な議論に陥らないでしょう。つまり、「デジタル技術もある程度理解するが、その周辺に目がきくアナログな感性」を持つ人材はとても希少で、(皮相的なものではなく本来的な意味で)「つぶしがきく」、そして給与額も高い人材なのかもしれません。

すごい魚料理をつくるアートと技術を持つ板前が活躍するには、魚を捕ってこれる人材が必要です。

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