【終了】25(金)の「仏教と科学のサロン」では遂に「念仏呪術論争」がテーマ!

週刊少年ジャンプで連載されてアニメでも絶好調だったどこかの作品を彷彿とさせる名称ですね!でも、狙った訳ではなくて、大真面目にこのテーマが論争された歴史が真宗業界であったらしいのです。Dr. Noriの対談相手である本願寺の光輪ご門主から伺うまでは、彼もその歴史を知りませんでした。

昨日行われたこのサロン、自分で言うのもなんですが、かなり整理された議論がご門主と一緒にできたかと思います。ちょうど、実施前に友人が、「時間に間に合わないが、ぜひ視聴したいから後日にアーカイブ録画を」と言っていたので、事務局できちんと録画してくれています。ので、ご興味あれば先方にお問い合わせを。

呪文から真言の意味、バラモン教が初期仏教の教団の中でどのような影響を持っていたのか、そして、そもそもの真言の発生を古代インドでのヴェーダの歴史まで遡って俯瞰して、仏教の中での呪文文化の意味をまとめました。やはりポイントは、呪文を(西洋近代科学的な因果律を前提とする)『手段』としてみなすのか、『それ以上のもの』とみなすのか、という点が肝になりますね。

並行して、そもそもこの論争が、仏教におけるエリート主義対マス主義というダイナミックな人間の性の現れにも起因しているという観点にも注目しました。この、宗教だけでなくアカデミア、科学コミュニティ―、もちろん政治思想などどこにでも見られる、(民主主義を前提としつつもの)「エリート主義」の発露が、実は「決して民主主義的ではなく、むしろ寡頭政治(oligarchy…そう、最近日本のマスコミでも見かける、親プーチンのロシア富豪たちを指す言葉もここが原点です)を強く支持したソクラテスープラトンーアリストテレス伝統に見られる、と歴史学もおさらいしました。

珍しく結論めいたものもしっかり出た気がします。もちろん、いつも通り我々2人には話足りない感はあったのですけど。ご興味ある方は、事務局の方へお問い合わせ下さいね。