digital wellnessを捨てたDxは本末転倒

「デジタル化による変革(Dx)」がコロナ禍においてますます叫ばれている日本ですが、本当に重要なことはその過程で「digital wellness」がきちんと維持されているかどうかでしょう。それに関する概要記事です。今後のDxによる生活のデジタル化を考える上でよいものさしになりそうです。

https://greatergood.berkeley.edu/article/item/how_technology_can_be_part_of_a_happy_life

目指すゴールは「digitally flourishing」。これを形作っている要素は、巷でよく単純なデジタル化の指標にされる「生産性(Productivity)」や「効率」のみというペラいものではなく、自分や周囲の「環境」をどれだけデジタルで快適に整備できているか(「Environment」指標)、「精神の健康」(Mental Health」指標)を保つことに貢献しているか、または、ウェアラブル機器などを通じた健康状態の把握などで自身の理解にどれだけ役立っているか(「Quantified self」指標)など、多面的な視点で構成されています。

そして、それらを総合したときに、どれだけ21世紀のよき市民たりえているか(「Digital citizenship」指標)を考える。これは、多様な価値観を持った個人をきちんとrespectできるのにデジタル化が役立っているかというような視点で、SNSでfake newsやhateを拡散することの対極にあります。そこには、Googleで自分検索し(いわゆる「エゴサ」)、publicに晒されたprivate情報をきちんと確認する義務も含まれると。degital wellnessを考える際に、中々賢明な考察ポイントだと思います。

どのエリアで自分が不健康にデジタル化してるかを考えるヒントとして、質問票も整備されていますからぜひ:
http://sgiz.mobi/s3/digitalflourishing